10秒で分かった気になる
あらすじ
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貧しい村の人たちは憂鬱だった
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今年もホームレス侍たちが米をうばいにくる
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お役所は役に立たない
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絶望に包まれる中で村長はひらめく
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「リストラされた侍を雇って村を守れば?」
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若い連中が町に繰り出し、がんばって七人集める
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やがて米の収穫時期を見計らい、あいつらが襲来
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侍たちは懸命に村を守るが、味方の犠牲も多い
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戦いの末、なんとか守りきることに成功
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村には平穏な日々が訪れるが……。
「今度もまた、負け戦だったな」
映画「七人の侍」より島田勘兵衛の台詞
世間の評価
Amazon 4.5/5
Filmarks 4.3/5
映画.com 4.4/5
yahoo映画 4.5/5
2020.8.13現在
みどころ!
- ただ哀れなだけではない農民たち
- 菊千代の感情むき出しな叫び
- 泥臭い、大迫力の戦闘シーン
こんな人におすすめ!
- 時代劇に興味のある人
- 時間のある人(再生時間:約3時間30分)
- 字幕でも苦ではない人
- 平野耕太の『ヘルシング』を読んだ人
個人的な感想
「過去の偉大な名作」という色眼鏡をかけなくても、素直に楽しいモノクロ作品です。ハリウッド作品を含めても、アクション映画としては最高峰の作品ではないでしょうか。約3時間半という長尺で、途中にトイレ休憩もあるくらいですが、まったく退屈させないだけの娯楽性があり、これが約70年前に作られた作品なのかと思うと、ただただ畏敬の念を抱くばかりです。わたしなぞが紹介せずとも、あちこちでやっている『史上最高の映画ランキング100』では、どこにでもほぼ確実に顔を出している作品なので、観ておいて決して損はないと思います。ただ若干、音声が聞きとりづらい部分がありますので字幕付きで観ることをオススメします。